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廃屋だからというわけではありませんよ。
『市街南部の中心、「太田町公園」に近い若松町から東青沼町に亙る一円の地域で、この両町に跨つて七十軒の芸妓屋が散在し、そこに二百七八十名の芸妓が居つて「若松検」「吾妻検」の両検番に分れて居るが、出先の料理店は同一で大小併せて七十軒。その内代表的の料亭は太田公園内の「望仙閣」と、市街の中央櫻町三丁目にある「開峡楼」の二軒であらう、何方かといへば望仙閣の方が、庭もひろく落ちつきがあつて私は好きだ・・・』
以上が『全国花街めぐり』による嘗て甲府に存在した花街の概要になります。太田町公園というのは市内の南に位置する遊亀公園のこと、元々は一蓮寺という時宗のお寺の境内だったそうですが、明治になって甲府市に譲渡され公園に整備されました。遊亀(ゆうき)とはおかしな名前だなと思いましたら、甲府城址である舞鶴城公園に対して付けられたようです。鶴と亀ということですな。
遊亀公園の北側、市内を東西に流れる濁川に挟まれているのが若松町と青沼一丁目、二丁目、たぶんこれが嘗ての東青沼町になるのだと思います。場所はすぐに判明したのですが、『全国花街めぐり』に散在とあるとおり、結構な広範囲なのです。その1とその2でレポした赤線・青線跡の比じゃないわけ。大空襲とその後に行なわれた区画整理が原因なのか、地図に目を凝らしてもピンとこないし。それで前回、前々回とほぼ収穫なしだったわけです。今回も同じ目に遭いそうな予感がプンプン・・・まあ、それでもいいのです。別の目的がありますから。
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歓楽街を後にしてやってきたのは中央四丁目の交差点。通りの向かいにこんな大門、村松新道ですか・・・ちょっと探ってみましょう。
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飛び飛びですが、何となく艶っぽいお店が並んでいるわけ。新道という言葉が気になり調べてみましたら意外な事実が判明。戦前まではカフェーや飲食店が並ぶ通りだったそうです。
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その先の赤トタンに包まれた廃屋?を見て6年前の記憶が鮮やかに蘇ってきた。此処、来てる・・・確か二階に変な窓があったよな。その窓が見える位置まで後ずさり・・・。
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目に飛び込んできたのが冒頭画像の光景というわけ。もちろん本物じゃありませんよ(笑)長野県岡谷市にある国の重文の林家住宅には、コレを象った欄間があります。和風建築の意匠として前例のないものではないのですが、非常に珍しいものですな。そう思いながら眺めているとあることに気付きます。コレ、木製じゃなくて紐じゃん!!(爆)確か6年前は擦りガラスが割られていなくて、その向こうにコレが薄ボンヤリと見えていたはず。そのときは正体が分からなかったんだよなあ。何の目的で造ったのかは全くもって不明ですが、右袖壁の紅葉の透かし彫りを見ると花街と何かしら関連がある物件なのかもというのは考えすぎでしょうか?脇の玄関には立派な扁額が掲げてあるのですが、達筆すぎて読めない。解読できれば建物の正体が判明するのかもしれません。
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村松新道は200mほどでオシマイ。広い通りに出ると円窓付きの看板建築がありました。
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小林洋服店さん・・・黒タイルに縁取られた出窓の下に店名の箱文字が付けられていました。スッキリとしたデザインがいいね。
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同じ通りに面してこんな看板が・・・この建物がそうなの???
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完全な勘違い、都温泉さんは奥にありました。チャリが並んでいますので、正月から地元の方で賑わっているようです。
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隣の廃屋にはいい感じの正統派物干し台・・・あれ!?此処も覚えているぞ。でも、都温泉さんには全く気付かなかった・・・。
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近くにあるのが国の登録文化財である旧甲府商工会議所、大正15年(1926)に建てられました。空襲の被害が大きかった甲府市では貴重な近代建築といえるでしょう。連続する柱型がゴシック建築を思わせる重厚な建物ですが、最上部の庇が重すぎるんだよなあ。平成6年に改修され、現在も郵便局として現役バリバリです。
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甲府市で最も古い鉄筋コンクリート造の建物になります。
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遊亀通り(県道29号線)を少し南に行くと濁川に出ます。画像の右側が嘗ての花街跡ということになるわけでして、そうなるとさきほどの蜘蛛の巣の正体は???
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濁川の河畔にある割烹黒駒楼さん、うなぎが名物なんだとか。創業は江戸時代まで遡るそうで、おそらく往時は芸者さんが出入りしていたのだと思います。お隣にはしみぬき所という看板、こういうのも花街跡ならではというのは考えすぎ???
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一本向こうの通りの果物屋さんにも円窓がありました。
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近くにはこんな物件。右は元飲み屋さん、左はアパートのようです。いい草臥れ具合ですな。看板には美秀楼!?
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思わず『楼』に反応してしまいましたが、残念、中華屋さんでした。
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元飲み屋さんの腰壁には大好物の擬木。しかし、出来はいまいち(笑)
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二軒の間はこんなステキな路地空間になっておりました。抜けると濁川に出ます。
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案の定、大した発見もないまま適当にフラフラしておりましたら、若松町の西隣の相生まで来てしまったわけ。
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そこで見つけた謎の銀座。
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正体は所謂ソシアルビルでした。ヤングタウンの文字が哀しい・・・その前を私に一瞥もくれぬまま、貫禄十分の黒ニャンコが悠然と横切っていきました。正月から見回りご苦労様。
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フォントがいい感じの町子さんの先には・・・
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理容フルヤさんとカズキトレーディングさんという二軒のお店。
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フルヤさんには黒のモザイクタイル貼り・・・
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カズキさんには洗い出し風左官仕上の円柱がありました。
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ちょっと西に行き過ぎてしまいましたので、軌道修正して遊亀公園近くに戻ってまいりました。公園の北隣にあるのが割烹きよ春さん、数寄屋造りのお店は新しいものようですがコチラも名残なのでしょうか。
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遊亀公園内にある正ノ木稲荷稲積神社に初詣、今年の探索の無事を祈願致しました。本殿前の石灯籠にはなぜかハート、恋愛の神様だったりして・・・探索方面のご利益は期待薄かも(笑)
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公園の東隣には遊亀温泉さん。もうすぐ開店みたい、甲府のお風呂屋さんは皆さん元気ですね。温泉ということが理由なのかもしれませんけど。結局というか案の定といいますか、やっぱり花街の名残みたいなものは見つけられませんでしたね。まあ、これは想定の範囲内ですので本当の目的地に向かいます。
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青葉通り(県道22号線)に出ました。結構凝った造りの看板建築、海無し県でのサーフショップは厳しかったようです。
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脇道で見つけた石貼り風の左官仕上に包まれた洋館。
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右が嘗ての玄関だったみたいですな。雰囲気からして元お医者さんではないかと。
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脇道を抜けると見えてくるのがALC板外壁の素っ気無い造りの甲南劇場さん。山梨県唯一という貴重なピンク映画館です。
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正月から豪華4本立が絶賛上映中。やっぱりストーリー皆無のAVよりコレだよね。そう言いながら正月からこんなものを撮っている私、いったい何なのでしょうね・・・。あ、一応断っておきますが、目的地は此処ではありませんぞ。
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そのまま東へ真っ直ぐ・・・途中にあった廃墟と化した工場の事務所棟と思われる真っ黄っ黄の建物にもモザイクタイル貼りの円柱がありました。
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はい、目的地に到着、JR身延線の南甲府駅舎です。昭和3年(1928)に建てられました。アールデコ装飾が散りばめられたシンメトリーな構成、思っていたよりこじんまりとしていたのが意外でした。一日の乗降客が500人程度の駅なのですが、駅舎がこんなに立派なの不思議に思われるかもしれません。身延線の前身は私鉄の冨士身延鉄道、当時はこの駅舎に本社が置かれていたからなんだそうです。
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それでは甲府駅に戻って帰ると致しましょう。
色街跡・呑ん兵衛横丁・花街跡・ピンク映画館といった感じでバリエーションに富んだ探索になりました。2015年初っ端としては上出来だったのではないでしょうか。今年もこんな調子だといいのですがね。
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廃屋だからというわけではありませんよ。
『市街南部の中心、「太田町公園」に近い若松町から東青沼町に亙る一円の地域で、この両町に跨つて七十軒の芸妓屋が散在し、そこに二百七八十名の芸妓が居つて「若松検」「吾妻検」の両検番に分れて居るが、出先の料理店は同一で大小併せて七十軒。その内代表的の料亭は太田公園内の「望仙閣」と、市街の中央櫻町三丁目にある「開峡楼」の二軒であらう、何方かといへば望仙閣の方が、庭もひろく落ちつきがあつて私は好きだ・・・』
以上が『全国花街めぐり』による嘗て甲府に存在した花街の概要になります。太田町公園というのは市内の南に位置する遊亀公園のこと、元々は一蓮寺という時宗のお寺の境内だったそうですが、明治になって甲府市に譲渡され公園に整備されました。遊亀(ゆうき)とはおかしな名前だなと思いましたら、甲府城址である舞鶴城公園に対して付けられたようです。鶴と亀ということですな。
遊亀公園の北側、市内を東西に流れる濁川に挟まれているのが若松町と青沼一丁目、二丁目、たぶんこれが嘗ての東青沼町になるのだと思います。場所はすぐに判明したのですが、『全国花街めぐり』に散在とあるとおり、結構な広範囲なのです。その1とその2でレポした赤線・青線跡の比じゃないわけ。大空襲とその後に行なわれた区画整理が原因なのか、地図に目を凝らしてもピンとこないし。それで前回、前々回とほぼ収穫なしだったわけです。今回も同じ目に遭いそうな予感がプンプン・・・まあ、それでもいいのです。別の目的がありますから。
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歓楽街を後にしてやってきたのは中央四丁目の交差点。通りの向かいにこんな大門、村松新道ですか・・・ちょっと探ってみましょう。
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飛び飛びですが、何となく艶っぽいお店が並んでいるわけ。新道という言葉が気になり調べてみましたら意外な事実が判明。戦前まではカフェーや飲食店が並ぶ通りだったそうです。
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その先の赤トタンに包まれた廃屋?を見て6年前の記憶が鮮やかに蘇ってきた。此処、来てる・・・確か二階に変な窓があったよな。その窓が見える位置まで後ずさり・・・。
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目に飛び込んできたのが冒頭画像の光景というわけ。もちろん本物じゃありませんよ(笑)長野県岡谷市にある国の重文の林家住宅には、コレを象った欄間があります。和風建築の意匠として前例のないものではないのですが、非常に珍しいものですな。そう思いながら眺めているとあることに気付きます。コレ、木製じゃなくて紐じゃん!!(爆)確か6年前は擦りガラスが割られていなくて、その向こうにコレが薄ボンヤリと見えていたはず。そのときは正体が分からなかったんだよなあ。何の目的で造ったのかは全くもって不明ですが、右袖壁の紅葉の透かし彫りを見ると花街と何かしら関連がある物件なのかもというのは考えすぎでしょうか?脇の玄関には立派な扁額が掲げてあるのですが、達筆すぎて読めない。解読できれば建物の正体が判明するのかもしれません。
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村松新道は200mほどでオシマイ。広い通りに出ると円窓付きの看板建築がありました。
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小林洋服店さん・・・黒タイルに縁取られた出窓の下に店名の箱文字が付けられていました。スッキリとしたデザインがいいね。
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同じ通りに面してこんな看板が・・・この建物がそうなの???
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完全な勘違い、都温泉さんは奥にありました。チャリが並んでいますので、正月から地元の方で賑わっているようです。
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隣の廃屋にはいい感じの正統派物干し台・・・あれ!?此処も覚えているぞ。でも、都温泉さんには全く気付かなかった・・・。
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近くにあるのが国の登録文化財である旧甲府商工会議所、大正15年(1926)に建てられました。空襲の被害が大きかった甲府市では貴重な近代建築といえるでしょう。連続する柱型がゴシック建築を思わせる重厚な建物ですが、最上部の庇が重すぎるんだよなあ。平成6年に改修され、現在も郵便局として現役バリバリです。
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甲府市で最も古い鉄筋コンクリート造の建物になります。
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遊亀通り(県道29号線)を少し南に行くと濁川に出ます。画像の右側が嘗ての花街跡ということになるわけでして、そうなるとさきほどの蜘蛛の巣の正体は???
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濁川の河畔にある割烹黒駒楼さん、うなぎが名物なんだとか。創業は江戸時代まで遡るそうで、おそらく往時は芸者さんが出入りしていたのだと思います。お隣にはしみぬき所という看板、こういうのも花街跡ならではというのは考えすぎ???
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一本向こうの通りの果物屋さんにも円窓がありました。
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近くにはこんな物件。右は元飲み屋さん、左はアパートのようです。いい草臥れ具合ですな。看板には美秀楼!?
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思わず『楼』に反応してしまいましたが、残念、中華屋さんでした。
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元飲み屋さんの腰壁には大好物の擬木。しかし、出来はいまいち(笑)
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二軒の間はこんなステキな路地空間になっておりました。抜けると濁川に出ます。
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案の定、大した発見もないまま適当にフラフラしておりましたら、若松町の西隣の相生まで来てしまったわけ。
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そこで見つけた謎の銀座。
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正体は所謂ソシアルビルでした。ヤングタウンの文字が哀しい・・・その前を私に一瞥もくれぬまま、貫禄十分の黒ニャンコが悠然と横切っていきました。正月から見回りご苦労様。
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フォントがいい感じの町子さんの先には・・・
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理容フルヤさんとカズキトレーディングさんという二軒のお店。
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フルヤさんには黒のモザイクタイル貼り・・・
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カズキさんには洗い出し風左官仕上の円柱がありました。
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ちょっと西に行き過ぎてしまいましたので、軌道修正して遊亀公園近くに戻ってまいりました。公園の北隣にあるのが割烹きよ春さん、数寄屋造りのお店は新しいものようですがコチラも名残なのでしょうか。
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遊亀公園内にある正ノ木稲荷稲積神社に初詣、今年の探索の無事を祈願致しました。本殿前の石灯籠にはなぜかハート、恋愛の神様だったりして・・・探索方面のご利益は期待薄かも(笑)
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公園の東隣には遊亀温泉さん。もうすぐ開店みたい、甲府のお風呂屋さんは皆さん元気ですね。温泉ということが理由なのかもしれませんけど。結局というか案の定といいますか、やっぱり花街の名残みたいなものは見つけられませんでしたね。まあ、これは想定の範囲内ですので本当の目的地に向かいます。
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青葉通り(県道22号線)に出ました。結構凝った造りの看板建築、海無し県でのサーフショップは厳しかったようです。
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脇道で見つけた石貼り風の左官仕上に包まれた洋館。
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右が嘗ての玄関だったみたいですな。雰囲気からして元お医者さんではないかと。
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脇道を抜けると見えてくるのがALC板外壁の素っ気無い造りの甲南劇場さん。山梨県唯一という貴重なピンク映画館です。
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正月から豪華4本立が絶賛上映中。やっぱりストーリー皆無のAVよりコレだよね。そう言いながら正月からこんなものを撮っている私、いったい何なのでしょうね・・・。あ、一応断っておきますが、目的地は此処ではありませんぞ。
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そのまま東へ真っ直ぐ・・・途中にあった廃墟と化した工場の事務所棟と思われる真っ黄っ黄の建物にもモザイクタイル貼りの円柱がありました。
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はい、目的地に到着、JR身延線の南甲府駅舎です。昭和3年(1928)に建てられました。アールデコ装飾が散りばめられたシンメトリーな構成、思っていたよりこじんまりとしていたのが意外でした。一日の乗降客が500人程度の駅なのですが、駅舎がこんなに立派なの不思議に思われるかもしれません。身延線の前身は私鉄の冨士身延鉄道、当時はこの駅舎に本社が置かれていたからなんだそうです。
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それでは甲府駅に戻って帰ると致しましょう。
色街跡・呑ん兵衛横丁・花街跡・ピンク映画館といった感じでバリエーションに富んだ探索になりました。2015年初っ端としては上出来だったのではないでしょうか。今年もこんな調子だといいのですがね。