Quantcast
Channel: 『ぬけられます』 あちこち廓(くるわ)探索日誌
Viewing all articles
Browse latest Browse all 160

告知 幻燈街2014

$
0
0



毎年恒例のneonこと大倉ひとみさんの個展『幻燈街2014』が開催されます。期間は5月28日(水)〜6月1日(日)までとなっております。いつも秋じゃなかったっけ?ちょっと早いんじゃない?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。実は場所が東京ではないのです。関西の皆さんに朗報です。なんと今回は京都ですぞ。日本最古の公許の遊里とされている島原(嶋原)遊廓、そこの築250年の揚屋を改修した『きんせ旅館』さんが会場になります。業界ではつとに知られた有名な遺構でございます。

3年前に同じタイトルの個展をされていますので、今回の『2014』はそれの続きということになるのでしょうか。ひとみさんのブログを拝見しましたが、真っ先に浮かんだのが原点回帰と言葉でした。ですので、遊里関係の物件がモチーフになっている絵が多いようです。A県N市N区Oの路地裏に佇むBAR、C県K市のレディースサークル、K県U市の遊廓跡の謎のくすんだピンクといった感じでどこかのしょうもないブログで見かけたような物件があるかも!?また、K県Y市Yの群青色タイル、T都S区Tのバルコニーといった既にこの世に存在しない物件も鮮やかな色彩で蘇っておりますよ。

あ、そうそう、関東の方にも朗報があるんですよ。東京でも9月に同じ個展が開催されます。今回の展示に加えてプラスアルファがあるようですので、今回を逃した方は是非ともこちらにお越しくださいませ。

考えてみますと、遺構の空間で遺構の絵が鑑賞できるというわけですよね。これは滅多にない体験だよなあ。日時限定のようですが、ひとみさんも常駐されるようです。いくら居てもぶぶ漬けを勧められることはないと思いますぞ。気が済むまでご鑑賞おくれやす〜。

詳しくは上のDMの画像をクリックしていただくか、ひとみさんのブログまでどうぞ。

◆大倉ひとみブログ『N的画譚』 http://neontica.blog51.fc2.com/
◆きんせ旅館 http://www.kinse-kyoto.com/

Viewing all articles
Browse latest Browse all 160

Trending Articles